鳴りものいりでオープンさせたはずのZazaサーキット。
開店一時間前に、ビル入り口に看板貼りました。
ビルオーナーに事前許可を取ろうと、
何度も電話したり、訪問したり(大家さんはビル内にお住まい)
しましたが、しばらくご不在で、
実質的に無許可掲示になりましたが、
まあ、RCサーキットの看板は、
特に公序良俗を乱すような内容でもないですし、
大丈夫でしょう(笑)。
「ショップ併設ではなく、サーキットオンリー、しかもミニッツオンリーのサーキットであれば、この価格は良心的。」という評価をいただいていたため、それなりの来客が見込めると期待しておりました。
しかも今日は、オープン記念の完全無料開放!
開店5分前のZaza。このあと満員になったら、
写真撮影もできなくなるので、
いまのうちに。
もしかしたら、
一気にお客様が殺到し、10か所用意したピットが全部埋まってしまったり?
この古いビルの床が抜けてしまったり?
お客様が来すぎることをひたすら心配してドキドキしていましたが、
本日、午前9:00にオープンし、
これを書いている20:30時点での来客数は、
な、な、なんと、3名(笑)。
大盛況とは、言い難い、
いや、すごく控えめに言って、
閑古鳥が泣きまくりです。
仮に、これが、例えば私が、会社員を辞めて始めた起業だったら、
今日は飯ものどを通らず、夜も寝れなかったでしょう(笑)
無料開放でこの来客数、、、事業としては、終わっていますね。
ちょっと面白おかしく、自虐的に書いていますが、
でもね、でもね、今日来てくれた3名との出会い、すごく嬉しいです。
今日のこの来客数が「想定内だった」といえば大嘘になりますが、
なんというか、非常に温かい気持ちと、
こんなスタートだからこそ、今後、Zazaが刻んでいく歴史は、
きっとドラマチックなものになる。
どちらかと言えば、そのワクワクの方が大きいです。
この国の産業に「ラジコンサーキットオーナー」という職種があるとすれば、
いまの私は間違いなく、ダントツの業績最下位でしょう。
サーキットのコースがおおむね完成した10月上旬に、
Twitterで仲良くなって人の縁がどんどん拡がり、
今までは他人だった人たちが、
「知っている人」になり、
数時間のラジコンの話をきっかけに、
「ツルみたい人」や「見習いたい人」や「一生付き合いたい人」になっていく。
今日、サーキットオープンしたおかげで、またそんな仲間が3人も!増えました。
一見、事業としては成り立たない目的不明の活動に見えるかもしれませんが、
いまのRC業界の片隅に、私のような変人が生き続けることで、
何らかの役割が果たせるような、根拠のない予感もあります。
引き続き、エンタメ的な側面で、お見守りいただけたら、嬉しく思います。
本日閉店までいらっしゃったお客様は、
自称「初心者」とのことですが、
ラジコンを心底楽しんでいらっしゃる様子。
「クルマに積んであるタムギア持ってきていいですか?」
とご遠慮がちにおっしゃるので、「どうぞどうぞ!」。
Zazaではこうした遊び心、大歓迎です。